昨日は姪と甥を連れた妹と都内で会う約束をして、少し遅れて着いた私を、一人の時とは少し違う母の顔で妹が迎えてくれました。
それは、この猛暑のせいでもあるかもしれないし、子守りしながら移動をしてきたせいなのかもしれない…ちょっと気だるそうな何かを抱えた顔。これから茶道のお稽古に向かう、それだけを目的(楽しみ)にしている一人のときの顔とは別のものでした。
それはそうでしょう。
二人の子供たちがそれぞれに
暑いよー
トイレ行きたいよー
お腹すいた〜
後どのくらい待つ?
早くやりたいよー
これやっていい?
を何十回も繰り返して、それを妹は一人で応えているのだから。
子どもの自由を尊重したい。
でも時にはわがままに感じてイライラしたり、子どもの無邪気さに追いつけなかったり…
一生懸命にもがき葛藤している妹。
そんな妹を大変そうだなと見ていた私は、だんだんと、この姿こそかっこいいのだ、完璧じゃなくても、今の自分の精一杯で一生懸命に生きるって、なんて人間らしくてかっこいいんだろう、と感動していました。
すると、私の小さなたくさんの悩みもそれと同じで、もがいて苦しんで、できてもできなくても、私は精一杯生きているんだから、それでいいんだ、ダメな人間だと責めなくていいんだ、と自分を優しく包む気持ちが芽生えていました。
そうだ!…私は人間なのだから。
良い自分、悪い自分と判断するのはやめて、どんな自分もよくがんばっているよと受け入れ、寄り道したり遠まわりしたりしながら、自分のペースで自分の道を歩いていこうと思います。
『私は人間です。
今日も人間として生きることを楽しんでいきます♪』
何度も宣言していきます。
人間として一生懸命に生きる姿、そのかっこよさ、素晴らしさを教えてくれた妹に感謝です。
たくさんの愛と感謝を込めて。
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