寒空を味わう

寒空のなか、今日も朝の公園へと向かいました。昨日の優しい青空とは打って変わって、今朝は全面を真っ白な綿雲が覆う冬らしい空。わずかな雲の隙間からお日様の光がこぼれ、こうして真っ暗ではない朝を迎えていることに、今日も感謝と喜びを感じます。

 


ベンチに座りじっとしていると、冬の冷たい空気が頬から頭皮、足の先へと染みこんできて、しだいにうっすらと鳥肌が立つのを感じ、手袋をつけた手先も冷たくなっていきました。

しばらく目を閉じて、体の変化を感じながら深い呼吸を繰り返していると、下腹部あたりはぽかぽかと温かく、やさしく明るい炎がそこにあるようで、あぁ、私は生きているんだなぁと思い、とても穏やかな気持ちになりました。

 


私は元々寒いのが苦手で、用事がなければ外出しませんが、冬空の公園の何もしないぼーっと時間が心の栄養になってくれるなんて、うれしい発見です。

寒いけど、新鮮な空気が心地よくまだこうしていたいなぁと思うほどでした。

 


まだまだ初心者なので、これからたくさんの自然からの贈りものを受け取り、味わっていきたいです。

 


帰り際にブランコに乗り、気持ちよく宙を飛び、また気持ちが広がりました♪