お母さんの赤

昨日花屋さんへ行き、ピンクと赤色のカーネーションをお迎えしました。

赤は母のシンボルのような色で、母が大好きでいつも身につけている色です。

私は子どもの頃、目立つ赤色を身につけている母がとても恥ずかしく、嫌で、赤色も自然と避けるようになっていました。

先日母を迎える前日に花屋さんへ行き、母の大好きな赤色のバラを買ったのですが、この時は母が喜ぶからという理由だけで、私が欲している色ではありませんでした。

でも昨日は、最初にピンク色のカーネーションに目が行き、そのあと赤色も素敵だなぁと目が留まり、何本か付けたしました。

今までは真っ赤なカーネーションを見ても、あまりピンときませんでしたが、今回は迷わずお迎えしたいと思いました。

 


先日の旅を終えてこの数日間、確実に母への気持ちが変化したのを感じています。

これまでの尊敬と感謝の気持ちがより深くなり、今までなかった愛が私の中に芽生えたのを感じて、じーんと胸が熱くなって涙が溢れたりしています。

 


母のことは理解できない、合わない…とずっと思って生きてきたけれど、

これまでの人生の節目や、今回の旅でも、

母はすべてをわかっている、ずっと大きな愛で包んでくれている、ということが私の心の底にスーっと降りて沁みわたっています。

 


今は母のことがとても愛おしく、これからは私が愛で包んでいきたい、たくさん愛していきたい、と素直に思います。

 


今まで受けつけなかった赤色のカーネーションに目がとまったのも、こんな気持ちの変化が表れているのだろうなと思います。

 


お母さん…ありがとう。

照れくさいけど、愛しています(//∇//)♡