育ての母から誕生日のお祝いに、みかん(デコポン)が届いた。
70歳をすぎた彼女が、こんなにたくさんの重たいみかんを買い、荷造りする姿を思うと、感謝がさらに込みあげる。
小さい頃から忙しい母に代わって、夜寝るとき以外はほとんどの時間を一緒に過ごしてきた。
ご飯を食べたり、買い物に行ったり、躾や、母に言えないことを聞いてもらったり、ほとんどのことをしてもらったなぁ。
口うるさく窮屈に感じたこともたくさんあったけど、彼女の生き方が、今の私の生き方に繋がっていると感じる部分がたくさんあることに気づきます。
体にやさしい食事をすること
お部屋をきれいに保つこと
快適に心地よく暮らす工夫をすること
無理な人付き合いをしないこと
毎日に感謝すること
こうして、日々感謝を忘れず自分を大切にして生きているからこそ、今もとても元気で、若々しくいられているんだなぁ、きっと。
たまに聞く、電話口から届く彼女の声はいつも本当に元気なエネルギーに溢れている。
いつも変わらずあたりまえのように元気で明るい彼女に、母と変わらない温かな愛情を全身で注いでくれる彼女に、あらためて感謝を感じる贈りものでした。