母から受け継いだお金に対する価値観は、20代まで色濃く続きました。
"今日の晩飯より明日の晩飯を"という母の口癖通り、日々の生活は節約して貯金に励み、たまに勇気を出して大きなお金をドカンと使う、というとても倹約的な価値観。
結婚して30代から少しずつ緩み、だいぶ軽くなってきたなぁと思っていたけど…
先日、ある行事に参加する費用を、反対されるのが恐くてなかなか夫に伝えることができませんでした。
そんな時、私が愛読している北山裕子さんのブログ「前向き気づき日記」の記事から乗り越えるチャンスをいただきました。
→「それは家族が反対するからできない」と思うなら、それは自分の価値観が家族に反映しているのだと気づき、
どういう選択をするにしろ、「きっと無理」「許されない」という自分の価値観を、自分が許す、受け入れることで可能になる。
←裕子さんの記事2024.1.15より
趣味にしては高すぎる
自分にはそんな金額を使う価値はない
専業主婦だから
という自分の思い込みにさよならして、夫に話すことができました。
どう受け取ってくれたのかは分からないけど(どう思われるかも手放しました)、優しく頷いて聞いてくれました。
→自分がその思い込みを手放せば周りは自然に変わる。←同記事より
これからも心に重たいものを感じたら、自分の思い込みや価値観に気づいて、癒し、手放すことを続けていこうと思います。
80歳近くになる母は、未だに冒頭の価値観で生きていて、自分のためにお金を使うのがもったいないと我慢して我慢して、満足に寝る場所もない状況で体調を崩しています。
買うお金ならちゃんとあるのに。
誰のために働いているのだろう。
母のためにも、
まずは私が、自分が自分の価値を認めて幸せにしてあげる生き方をしていこう。