当たり前でない体に感謝

痛めている右肩から背中の辺りが今日で4日目となり、労わりながらゆっくり過ごしています。

始まりがちょうど休日の朝で、洗濯や食事など夫にサポートしてもらい、以前よりはるかにできないことを手放すことができるようになったと思います。

まだ少しは罪悪感はありますが…

以前はできない罪悪感でいっぱいだったのが、今回はそれよりも受け入れてもらっている感謝の気持ちの方が大きくなっているなぁと気づきました。

まだ少し残る罪悪感も、大丈夫だよ、できない私も受け入れてもらえているよ、と癒して手放していきたいと思います。

 


この痛みとは関係なく、ここ最近、箸を持つときや、眉を描くとき、歯みがき、洗濯干しなど、できる範囲で左手を使う練習をしてきましたが、こうして右手がうまく使えなくなると、左手の活躍が増え、急に左手に変えるよりもスムーズにできているなぁと嬉しく思います。

それでもやっぱり右手の方が使いやすいので、

右手さんありがとう〜左手さんよろしくね〜と心の中で呟きながら、使っています♪

 


右手を使うこと、ベッドから体を起こすこと、背骨を立てて椅子に座ること、首〜背骨に大きな頭を支えてもらっていること、など

普段は当たり前にできていることが、どれだけありがたいことで大切な贈り物であることかに気づき、自分の体への労わりと感謝が増しています。

 


余談で…ちょこっと。

ちょうど先日、小川糸さんの「ライオンのおやつ」という本を読み終えたところで、

余命一月を告げられた30代の女性が、人生の最後をあるホスピスで暮らしていく物語なのですが、一つ一つ衰退していく体の機能が追うにつれ、私たちの体は当たり前に動いているのでもなく、生かされているんだということを感じていたところでした。

そして、北山裕子さんが日々ブログで伝えてくださっている”毎日を幸せを感じて生きること”などを物語として伝えてくださっているようで、とても美しく素敵な内容の本でした。