昨日公園で「春の空がこんなんだとは知らなかったぁ〜」と感動的に話し出す妹に対して、
思わず、ね〜!と同調したものの、内心は春は曇り空が多いなくらいの印象しかなく、ごまかした自分が恥ずかしく、その後に続く妹の言葉も聞き逃していました(大汗)。
夕方ベランダに出たとき、雲がぽつぽつ広がる空を見て妹の言葉を思い出し、少し眺めてみることにしました。
最初のうちは今まで通り、雲が多いな…という感じでしたが、そのままじっくり眺めていると、
ふわふわした雲や、まだらに水玉が広がったよう雲、スジのある雲などいろんな形があるけれど、夏の入道雲のように勢いのあるものでもなく、うろこ雲のように空全体を覆うものでもなく、スジ雲のようにシュッと切り立つ感じもなくて、どの雲も全体的にふんわり柔らかく、形の違う雲とも溶けあうような感じがして、その奥を優しい空が包んでいて、緩くてあったかいなぁ、春だなぁと思いました。ちょうど遠くの空がピンク色を覗かせる頃だったからかもしれませんが…。
眺め続けていると、どんどん色んな雲が浮き上がるように視界に入ってくるのがわかり、
雲だけでなく、
空がやさしいピンク色に広がっていったり、
鳥は詳しくないので間違っているかもしれないけど、ツバメがとっても可愛らしく踊るように飛ぶ姿を見せてくれたり、
穏やかな風でもクローバーなど春の草花が嬉しそうに揺れているのを発見したり、
たくさん楽しませてもらうことができました。
妹のおかげで、今与えられている幸せをより深く受けとることができたなぁと思います。これからも時間をとり、じっくり味わうことを楽しんでいきたいと思います。
妹と大自然の恵みに感謝をこめて。