生きている、生かされている。

先週末から細々と体調不良が続いています。

ベッドで一日過ごす日もあったけど、今日はお出かけする気分になり、少しずつ回復しています。ちょうど春の土用の期間のようなので、焦らずじっくり養生していきたいと思います。

 


もちろん、辛いなぁ、早く抜け出したいな、何がいけなかったんだろう、どうしたら早く治るかな、と考えることもありますが、今回はそんな時、

この地球に生まれてきた意味や、この肉体を持って私の魂が経験したいことがあるのだ、この地球上で生きるという貴重で奇跡のような人生を今私は生きているんだ…と思うと、辛いことや苦しく悲しい気持ちも、今この生きているここでしか味わうことができないのだなぁと尊く感じ、いつもより穏やかに自分の体の不調に向き合うことができているように思います。

こんなふうに思えるようになったのは、日々の北山裕子さんのブログ「前向き気づき日記」と、小川糸さんの著書「ライオンのおやつ」のおかげです。

 


すると、自分の体の声も聴けるようになり、その声に従って素直に行動することも、今までよりはるかにできるようになったなぁと思います。

今までは自分の体に耳を傾けることも少なく、辛いながらもいつものルーティンを優先していました。ちょっと具合悪くても、夫と子どもを送り出してから休もうとか、ちょっと頑張れば食事の支度ができるかも…と。

でも今回は、ぁ、ちょっと体がまだ起きたくないと言ってるなと感じたらすぐにベッドで休んだり、素直に食事の準備を夫にお願いしたり…

そんなことがスルスルとできる自分になっているのを感じて、とても嬉しいです。

 


おかげで、支えてくれる家族への感謝が深まり、何もできない私でも受け入れてもらっている、愛されているんだという安心感が生まれ、以前のように、病で苦しんでいるうえに、何もできない自分をダメだと思うこともなくなり、とても穏やかな気持ちでいられています。

きっと病の苦しみも半減されているのだろうと思います(^-^)。

 

 

 

久しぶりの体調不良で体験したこの感覚を、回復してからも忘れず、自分の心と体に寄り添って大切に生きていきたいと思います。

毎日毎瞬が奇跡の連続である今を生きていること、生かされていることに感謝をこめて。